“ハカセ”と呼ばれる時計業界のご意見番、時計専門誌「クロノス日本版」編集長、広田雅将と、MCとして活躍する寺田有希がお届けするスペシャルムービー「時計のはなし」。今回はレディースウォッチの歴史と新作コレクションの魅力について解説する。
2021年 08月20日
Photos:Koutarou Washizaki - Styling:Yuki Matsuda - Hair&Make-up:Ryohei Katsuma - Production:DreamFly - Movie Director:Takafumi Sakabe - Cinematographer:Takayuki Yaginuma - Lighting:Shinya Ishiduka - Recording:Yasuhiro Yoneno - Production Producer:Kohei Takeda, Kyungtae Kim
今回の「時計のはなし 2021 EPISODE 3」では、オーデマ ピゲのレディースウォッチにフォーカス。前半は、創業当初からつくられていたというレディースウォッチの歴史とロイヤル オークのレディースモデルの歴史を紐解き、キーパーソンとなるデザイナーにも注目する。後半は、広田氏のウンチクを交えて新作コレクションを紹介。
さらにオーデマ ピゲのヘリテージ&ミュージアム部門のクララ・インベルニッツィが登場し、女性のために製造された時計の変遷について貴重な話をお届けする。
オーデマ ピゲは創業初期、1875年から女性のための時計を製造してきた。様々な女性向けの時計をつくる過程は、いわば新たな時計の技術やデザインに挑戦する契機となった。
女性の細い腕に合わせた機構を開発したり、時代ごとのテイストに合わせて複雑なデコレーションや細工の技術を習得する必要があった。オーデマ ピゲの代表モデル、ロイヤル オークのレディースモデルも、生みの親である、かの有名なウォッチデザイナー、ジェラルド・ジェンタの手によるものではなく、別の女性デザイナーのジャクリーヌ・ディミエによる独自の進化があったという。
エピソード3では、そんなオーデマ ピゲの知られざるレディースウォッチのヒストリーについて読み解いていく。
エピソード3の本国からのビデオレターとして、オーデマ ピゲのヘリテージ&ミュージアム部門に所属するクララ・インベルニッツィが登場。
限界を越えてチャレンジし続けるオーデマ ピゲのアティテュードは、レディースウォッチにおいても変わることはなく、常に最高の品質を追い求め、革新的な技術、デザイン、装飾を生み出してきた。例えば、19世紀末から第一次世界大戦勃発まで、パリが繁栄したベル・エポック期には、オーデマ ピゲは豪華絢爛なドレスに合わせて、複雑なデコレーションを纏ったアクセサリーとしての時計をつくりだす。
創業当初から時代を振り返りながら、クララがオーデマ ピゲのヘリテージについて詳しく語る。
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