“ハカセ”と呼ばれる時計業界のご意見番、時計専門誌「クロノス日本版」編集長、広田雅将が、オーデマ ピゲについてレクチャーするスペシャルムービー「時計のはなし」。今回より、MCとして活躍する寺田有希とともに、その歴史とマスターピースについて、改めて深掘りしていく。
2021年 05月31日
Photos:Koutarou Washizaki - Styling:Yuki Matsuda - Hair&Make-up:Ryohei Katsuma - Production:DreamFly - Movie Director:Takafumi Sakabe - Cinematographer:Takayuki Yaginuma - Lighting:Shinya Ishiduka - Recording:Yasuhiro Yoneno - Production Producer:Kohei Takeda, Kyungtae Kim
今回の「時計のはなし 2021 EPISODE 1」では、オーデマ ピゲの歴史と“3つの柱”といわれている腕時計について紐解いていく。前半では、1875年の創業から現在に至るまで、ラグジュアリースポーツウォッチの走りとなった「ロイヤル オーク」をはじめとしたオーデマ ピゲの腕時計の魅力について広田氏が解説。後半では、オーデマ ピゲのグローバルCEO、フランソワ-アンリ・ベナミアスからビデオメッセージが届き、オーデマ ピゲの腕時計の生産本数が限られている理由などについて語る。
またオーデマ ピゲの創業地であるル・ブラッシュに2020年に誕生したミュージアム「ミュゼ アトリエ」も案内。その名の通り、博物館と工房が一体となった最新スポットの魅力を紹介する。
今や高級腕時計メーカーとして名を馳せるオーデマ ピゲ。創業は1875年で、スイスのジュウ渓谷で誕生した。2人の若き時計技師、ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが「もっといい時計をつくりたい」という熱い想いのもとオーデマ ピゲを興し、創業一族が途絶えることなく、4世代に渡って経営に携わっている。
そもそも家族経営であることのメリットとは何か。エピソード1では、第2次世界大戦中、時計が全く売れなかった時代の逸話を交えて広田氏が詳しく解説する。
オーデマ ピゲを代表するモデル「ロイヤル オーク」の新作を購入するには、2〜3年待ちといわれており、最新コレクション「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」も、入手が困難だという。どのコレクションも人気が高いからというのはもちろんのこと、実は年間の生産本数が限られているのも理由のひとつだ。
「沢山つくったほうが、沢山売れるのでは」と素朴な疑問が浮かぶが、そこにはオーデマ ピゲならではの“こだわり”があるからだという。グローバルCEOのフランソワ-アンリ・ベナミアスから届いたビデオメッセージでは、オーデマ ピゲのユニークな戦略について語る。日本の皆さんに向けたメッセージもお見逃しなく。
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