ロイヤル オーク ジュビレーを記念し、ロイヤル オークのエキシビション:「革命児から、英雄へ」はハロッズで開催され、コレクションの50周年を記念し、見学者の皆様を没入型の旅にお招きします。

ハロッズでのエキシビションの様子

エキシビションではロイヤル オークがどのように革命児から英雄へとなったかを謎ります。コレクションの前衛的な感性のいくつかを紹介しながら、このモデルがどのようにして時計市場と文化的世界の中で、自らを主張し認められることができたのかについてご紹介します。見学者はロイヤル オークの誕生と雄大なコレクションに成長するまでの道のりを、ブランドのヘリテージコレクションのいくつかのモデルを紹介しながらたどります。そのうちの一つが1972年のオリジナル5402モデルです。スティールケースとブレスレットを全て手作業で丁寧に仕上げることにより、この素材をゴールドのステータスに押し上げました。

1972年にジェラルド・ジェンタがオーデマ ピゲのためにデザインしたロイヤル オークは、小さく、丸型で貴金属という当時の時計の常識を大きく覆しました。手仕上げのステンレススティールの大きめのケース、八角形のベゼルとその上に並ぶ六角形のネジ、一体型のスティールブレスレット、エクストラ シン自動巻きメカニズム。これら全てが話題となりました。ジュウ渓谷では、エタブリサージュとして知られる家族経営のクラフツマンネットワークが高級時計製造の開発基盤を支えました。ロイヤル オークはこのように内部、外部の多くの協力の中で、製造の限界を常に推し進め予想を上回る成果を生み出して来ました。

1970年代の文化と産業の革新にインスパイアされ、クォーツ危機の初期に発売されたこのウォッチは、スポーツ性と伝統のノウハウを組み合わせたコンセプト、新たなライフスタイルに合った高級ウォッチ時代の幕開けを宣言しました。

マニュファクチュールのDNAと自由な精神を原動力とするロイヤル オークは、アイコンの特徴を育てると同時に常に時代の先を見据えながら新たな解釈を生み出して来ました。同時にアート、音楽、建築やスポーツといった各種の分野からインスピレーションを受け、時計づくりだけでなく世界の文化にも影響を与えてきました。

50年間に500のモデルが生まれ、この革命児を時計界のみにとどまらない文化的アイコンに成長させてきました。

ハロッズでのエキシビションの様子

エキシビションは2022年4月5日から30日までハロッズで開催されています。

住所          

ハロッズ ブロンプトン ロード エキシビションスペース、Harrods, 87-135 Brompton Rd, London SW1X 7XL

入場はHans Roadのドア9から

営業時間

月曜から土曜、午前10時から午後9時。日曜は正午から午後6時まで(店舗は午前11時半から開店)。

一般公開、入場無料/予約不要