オーデマ ピゲがブランド初となる一般を対象としたマスタークラスの開始を発表しました。ミュゼ アトリエのガイドツアーとマスタークラスで構成される、Crack History’s Code(歴史の暗号を紐解く)と名付けられた4時間半の没入体験は、参加者をオートオルロジュリーの秘密を解読する特別な旅へと連れ出します。参加者はオーデマ ピゲの世界に飛び込むことで、無数のディテールが機能的なオブジェクトを芸術作品へと変貌させていく様子を知ることになるのです。

最大4名、予約限定の“Crack History’s Code” マスタークラスでは、専門家の指導のもと、全ての参加者が歴史あるマニュファクチュールの時計ムーブメントの組立を体験します。

また、マスタークラスのために特別に用意された時計の精緻な装飾を実際に行い、その時計を記念にお持ち帰りいただきます。

専用サイトにて、ぜひ木曜午後のマスタークラスをご予約ください。

2020年6月の一般公開以来、ミュゼ アトリエは200年以上にわたるすばらしいクラフツマンシップを体現する300本ものタイムピースの展示により、ジュウ渓谷とその時計づくりの歴史に関する独自の視点を紹介してきました。ミュージアムの空間体験の一貫として製作工房もミュージアム内に設けられ、マニュファクチュールの職人たちが実際に時計の製作を行う様子をビジターが間近で見られるようになっています。

オーデマ ピゲ ミュゼ アトリエ の内部の様子
時計師の服を着た女性がメカニズムに取り組む様子

さらなる高みを求め、オーデマ ピゲはビジターを対象とした時計師体験の提供を開始しました。

時計づくりにおける装飾は、時計の中心部に密かに存在し、あまり知られることのないアートであると言えるでしょう。細密な作業には数々の技巧が必要とされ、時計学の専門性と職人技とが美しい調和を奏でます。ジュウ渓谷の時計師たちは、内からも外からも美しい時計を創造するために2世紀以上の歳月をかけ、このバランスを完成させてきたのです。

1875年の創業以来、マニュファクチュールはジュウ渓谷ならではのクラフツマンシップを発展させ、世代から世代へ受け継ぐことに努めてきました。マスタークラスは、この地の発展の原動力であるアートを存続させていく支えとなるでしょう。 “Born in Le Brassus, raised around the world.” 「ル・ブラッシュの自然が生み出し、人とともに生きていく」

ジャスミン・オーデマ

取締役会会長