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最新のストーリー

「The Watch – Stories and Savoir Faire(時計 ― 物語と匠の技術)」: 時計製作の芸術性を讃える書籍

An open hardcover book displaying printed pages with detailed photographs of elegant jewellery watches.

機械式時計の魅力的な世界を探る新刊を発表するのに、創業150周年という節目ほどふさわしいタイミングがあるでしょうか。

フランスのフラマリオン社より刊行される本書は、約600ページにわたり、時計の世界への好奇心を刺激し、理解を深めることを目的としています。初心者から時計愛好家、業界の専門家まで、幅広い読者に向けて、技術的な精緻さと歴史的な奥行きを、逸話や貴重なアーカイブ資料とともに織り交ぜて紹介します。

「The Watch – Stories and Savoir Faire(時計 ― 物語と匠の技術)」と題された本書は、時計製作の豊かな伝統、そして150年にわたりマニュファクチュールの鼓動を支えてきた職人や先駆者たちへの敬意を込めた一冊です。

時計製作のサヴォアフェールを讃えて

「The Watch – Stories and Savoir Faire(時計 ― 物語と匠の技術)」は、オートオルロジュリーの舞台裏に読者を誘い、時計を構成するダイヤル、ケース、ストラップ、ムーブメントと複雑機構の部品など多くの部品について教育的かつ魅力的に紹介します。インタビュー、写真、イラスト、アーカイブ資料を織り交ぜながら、この世界を紐解いていきます。

12人の著述家、40人以上の多分野のエキスパートたちの協力を得て完成したこのプロジェクトは、時計産業の基盤でもあるチームワークの精神を体現しています。フラマリオン社のアートディレクションのもと、様々な技術や専門スキルが時計に命を与える様子が見事に描かれています。

この本の中でオーデマ ピゲはエキスパート、サプライヤー、時計職人、技術者、デザイナー、エンジニアなど多くの人の声を紹介し、これまでブランドを形づくり、オートオルロジュリーの限界を常に押し進めてきた人々の貢献を称えます。

本を開く、女性の手元のアップ。時計のミドルケース製作に関するテキストと洗練されたビジュアルページ。

情熱に導かれた150年

オーデマ ピゲは創業以来、時計製作への情熱を世界中の時計コレクターや愛好家の皆様と共有してきました。その情熱は150周年を迎えた今年、人々の心にさらに高らかに響き渡っています。

マニュファクチュールはこの本を通じて、初心者もベテランも時計を愛するすべての人々に、機械式時計の魅力を伝え、複雑なピースに秘められた匠の技の数々を紹介します。

本の中で語られる技術的深みと歴史のビジョン、そして興味深い逸話はオーデマ ピゲ ヘリテージチームの編纂によるものです。

「The Watch – Stories and Savoir Faire(時計 ― 物語と匠の技術)」は、フラマリオン社より発売中です。

「この本が、私が時計業界に入った頃に存在していたら、どれほど良かったかと思います。機械式時計の入門書としてだけでなく、この分野でのキャリアを支える貴重なリソースとして、友人や同僚にぜひ贈りたい一冊です」

セバスチャン・ヴィヴァス

オーデマ ピゲ ミュージアム&ヘリテージ ディレクター