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スン・シュン、「宇宙の再構築」

第二回オーデマ ピゲ アートコミッションの作品は2016年のマイアミのアートバーゼルで展示されました。アーティストはスン・シュン、紹介したキュレーターはルイジュン・シェンです。グローバルなシステムと個人の記憶について考察した没入型のアートワーク「宇宙の再構築」です。ビデオ動画がフラットと球状の面に投射され、木版画のシリーズが大きな波打つ竹の家屋の中に展示されます。インスタレーションの中央にスン・シュンの3Dストップアニメーション作品「タイムスパイ」が展示されます。時と宇宙、人生の記憶についてポエムのような瞑想が展開されます。

10分のビデオにはハイブリッドな半獣半人、奇怪なエンジンのメカニズム、うっとりするような景色などが登場。グローバルなシステムと個人の記憶について考察した没入型のアートワークです。

アーティストは疑問を投げかける、そして答えない

スン・シュン

スン・シュン

ベイジンで活動する中国出身のアーティスト、スン・シュン(1980年生)はマルチメディアアーティスト。伝統的な手法と最先端のアート手法をブレンドした夢のような表現に満ちた作品で知られます。杭州市のChina Academy of Artで印刷技術を学んだあと、2006年にPi Animation Studioを設立し動画の制作を続けてきました。スン・シュンは墨、石炭、ぼかし、影絵、木版、アニメーション、またそれらを組み合わせた手法を展開しながらシンボル、動物や幾何学的モチーフなどを駆使し、歴史、記憶、知覚、形而上学などを物語のように紡ぎ合わせています。

スン・シュンの作品は世界各地で個展やエキシビションで紹介されています。その中にはロサンゼルスのHammer Museum、ロンドンのHayward Gallery、ニューヨークのDrawing Center、バーゼルのKunsthaus Baselland、上海のMinsheng Art Museumなどがあります。2010年にCCAA Chinese Contemporary Art Awardの新人賞、Taiwan Contemporary Art Linkの新人賞、Citivella Ranieri Foundationのアートフェローシップを受賞しています。彼のフィルムは世界各地の多くのフェスティバルで上映されました。その中には第25回トリノ映画祭、第8回ソウル国際映画祭、オバーハウゼンに第53回国際短編映画祭、バルセロナのMECAL国際短編映画祭などがあります。彼の作品はニューヨークではSean Kellyが、香港ではEdouard Malingueが、上海ではShanghARTが管理しています。