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トマス・サラセーノ、「アルベド」

オーデマ ピゲ コンテンポラリーはトマス・サラセーノ&アエロシーン財団と協力し「アルベド」を制作しました。この作品はアエロシーン財団が進める地球環境の脆弱化に関する意識向上運動と、化石燃料のニーズをなくす方法の模索をする運動に貢献するものです。2018年にマイアミビーチのアートバーゼルで初めて展示されたのは、太陽光の反射を利用するため外に向かって開いた様々なサイズの反射傘で構成された大規模な仮のパビリヨン。実験的構造物が太陽エネルギーを用いて有名なエアロシーンエクスプローラーを持ち上げます。太陽エネルギーを利用したこの浮遊物は大気調査を行う装置です。

作品の展示と同時に、マイアミビーチのオーシャンフロントでは一般の人々を交えたプログラムが行われ、毎日のソーラーフライトのパフォーマンスの他にコミュニティの懇談、ソーラークッキングなどが行われました。

「目標は、僕たちは何者であるのか、そして地球への僕たちの責任を理解すること」

"トマス・サラセーノ:

トマス・サラセーノ

アルゼンチン出身のアーティスト、トマス・サラセーノ(1973年生)の活動は、アート、建築、自然科学、宇宙物理学などをベースとした実践的なリサーチプロジェクトです。サラセーノはブエノスアイレス、フランクフルト、ヴェネツィアでアートと建築を学んだあと、ベルリンにスタジオを構えました。デザイナー、科学者、エンジニア、歴史学者、キュレーター、ミュージシャンたちとコラボしながら、サラセーノは人々の注意を喚起し感性を捉えて新たなスケールに変換し、私たちが共有する地球上の新たな暮らしを考えようと示唆します。2014年から2016年まで、サラセーノはドイツのブラウシュヴェーグ工科大学の建築関連芸術学校の校長を務めました。2015年、サラセーノはエアロシーン財団を設立しました。アートと科学の探検のためのオープンソース多分野共同プロジェクトをその活動目的としています。地球という惑星における倫理的で持続可能な新たな旅と居住を求めて、どのような文化をもって人新世(アンスロポシーン)の枠を超えて進んで行くのかを問いかけます。

サラセーノはパリの国立宇宙研究センター、MIT Center for Art、マサチューセッツ、ケンブリッジのScience & Technology、サシェのAtelier Calder、カリフォルニアのNASA Ames国際宇宙研究プログラムなどで研究滞在を行いました。彼の作品は国際的な個展、グループエキシビションで多く紹介されています。その中にはニューヨークのメトロポリタン美術館、パリのグランパレ、ヴェネツィアビエンナーレなどがあります。サラセーノの作品は、ニューヨークとロサンゼルスではTanya Bonakdar Galleryが、ベルリンではEsther Schipper Galleryが管理しています。