ダイヤモンドの数
4,635個のブリリアントカットダイヤモンド がダイヤモンドフュリーのケースとブレスレットにセットされ、さらにダイヤルだけで206個がセットされています。
1875年以来、オーデマ ピゲは複雑な洗練された時計を製造してきました。外側も内側も共に美しく、手作業で仕上げ組み立てられるウォッチです。装飾技術がウォッチに魂を加え、真の芸術作品が誕生します。
オーデマ ピゲはムーブメントの数百の小さな部品を、細かなディテールまで手作業で繊細に装飾しました。ベヴェリングやポリッシュ仕上げは機能的な意味もありますが、 装飾の多くはデザイン的要素であり、コート・ド・ジュネーブ、ライン仕上げ、サーキュラーグレイン、スネイリング、サンバーストブラッシュなどがその主なものです。今日ではムーブメントの装飾部分は、価値の少なくとも30%にものぼります。
装飾が終わると、部品は手作業で丁寧に組み立てられます。数百の部品を地板に組み立てる前に、時計師はジュエリングと呼ばれる仮組み立てを行います。これは部品の摩擦を減らし、キャリバーをスムーズに作動させるために欠かせない工程です。
タイムピースのケースはウォッチの秘めた力を表します。丁寧な手仕上げのデザインは、搭載するムーブメントをしっかりと守るシールドを表現しています。衝撃や湿度からムーブメントを守ると共に、タイムピースのスタイルと個性を打ち出します。
マニュファクチュール創立以来、オーデマ ピゲのケースとブレスレットには、通常はキャリバーに対して施す高級な仕上げが施されています。今日、ポリッシュとサテンブラッシュで仕上げられた表面のコントラストは、オーデマ ピゲの個性的な特徴となっています。
オーデマ ピゲは2016年にロイヤル オーク フロステッドゴールドを発売しました。これは1976年にジャクリーヌ・ディミエがデザインしたレディース ロイヤル オークの40周年を記念したものです。ジュエリーデザイナーのキャロリーナ・ブッチとの提携から生まれたこのコンテンポラリータイムピースは、由緒あるゴールドの鍛金技術により仕上げられています。
フィレンツェ技法とも呼ばれるこの技術は、ゴールドをダイヤモンドチップの治具で打ち表面に無数の小さなへこみを作るもので、これがダイヤモンドダストのようなきらめき効果を生みます。キャロリーナ・ブッチは今日、この技法をジュエリーデザインに使っています。オーデマ ピゲのクラフツマンたちはこれを時計製造に適用させ、ロイヤル オークのケースとブレスレットに使用しました。
オーデマ ピゲのウォッチには創造的で表情豊かなダイヤルが使われています。複雑なクラフツマンシップの成果を高級な装飾、クリエイティブなアワーマーカーや数字、針が飾ります。
ロイヤル オークコレクションを飾るギヨシェ模様は、今日ではもう時計学校でも教えられていない希少なノウハウを必要とします。
オープンワークは1930年代からオーデマ ピゲの得意とする由緒ある時計製造のアートとも言える技術です。
オープンワークとはプレートやブリッジなどムーブメントの部品に透かし彫りを入れるものです。それによりウォッチの鼓動するハートであるテンプを始めとしたメカニズムの美しさを堪能することができます。オープンワーク専門の職人は小さなのこぎり刀を使い、最終的なデザインから始めて切り出してさかのぼり、できるだけ素材をそぎ落として行きます。メカニズムの信頼性と精度に影響を与えることなしにムーブメントの60から70%の素材を落とします。その後、ブリッジの彫り残した部分の仕上げ、ブリッジのアングルの研磨、側面のサテンブラッシュやへこみを丁寧に仕上げます。グランド コンプリカシオンのオープンワークは、150時間ほどの緻密な作業を必要とします。
様々なジェムセッティングの技術により、貴石がそれぞれにふさわしいテクニックでタイムピースを輝かせます。スノーセッティング、クローズドセッティング、クロウセッティング、グレインセッティングを始め、多くの技術があります。最も古くからある技術はクローズドセッティングで、ゴールドの糸の中に石を固定するものです。
ダイヤモンドの数
4,635個のブリリアントカットダイヤモンド がダイヤモンドフュリーのケースとブレスレットにセットされ、さらにダイヤルだけで206個がセットされています。
かかる時間
ジュエリーのマスターピース、ダイヤモンドフュリーは、情熱をもって完璧なジュエリーに仕上げられ、完成には1500時間を要しました。
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