オーデマ ピゲとアート

1875年スイス、ル・ブラッシュに創立されたオーデマ ピゲはアートとクラフトの世界における芸術的エクセレンスと熟練技術という二つの世界の接点を探究してきました。
コンテンポラリーアートとオーデマ ピゲのタイムピースに見られる芸術的創作には多くの共通点があります。アートの世界の創造性と革新、そこにはブランドが時計づくりに求める多くのものを見ることができます。

オーデマ ピゲ

アートバーゼルの誇り高きパートナー

2013年からオーデマ ピゲは、毎年香港、バーゼル、マイアミで開かれる世界最大のモダンコンテンポラリーアートショー「タイム オブ アートバーゼル」のアソーシエイトパートナーとして、芸術運動と熟練技術探究の間の関係について考えてきました。 ウォッチ製造のパイオニアであるマニュファクチュールは、アートバーゼルショーのエクスクルーシブなラウンジで、優れたタイムピースを展示するほか、オーデマ ピゲ アートコミッションを通じて、コンテンポラリーアーチストたちの支援を行っています。

ART BASEL 2017

CHENG RAN, CIRCADIAN RHYTHM

程然(チェン・ラン)

オーデマ ピゲの故郷と独自の視覚世界を融合し、中国人アーティスト程然(チェン・ラン)は水や苔生す森、時計の中にある極小の宇宙を滑らかに進み、見る者を地形とサウンドスケープの間を巡る旅へと連れ出す、ジュウ渓谷を舞台とした壮麗な映像インスタレーションを制作しました。

中国と欧米それぞれの文化や歴史から題材を得たインスタレーションによって、映像芸術の限界に挑むことで知られています。そのプロジェクトの多くは、時や場所の視覚的描写によって物語が代替されています。

ラウンジ

前年に引き続き、セバスチャン・エラズリスが時計師たちを育む故郷であるスイス・ジュウ渓谷から着想を得てラウンジをデザインしました。Second Nature(第二の自然)と名付けられた新しいデザインは、昨年の氷の生成から、そのほとんどが木材などあたたかみのある素材で構成されたスペースへと進化を遂げ、訪れる人々にジュラ山脈の広大な森林を思い起こさせるとともに、オーデマ ピゲの歴史に対する深い思いと終わりなき成長を象徴しています。Second Nature(第二の自然)は樹木の成長を見守るというコンセプトに基づいており、伝統的な手書きのスケッチやコンピューター・ミリングや3Dプリンターなどのデジタル機材など、伝統的な手法と最先端の手法の両方を使って制作されました。

Second Nature(第二の自然)

セバスチャン・エラズリス

セバスチャン・エラズリスは、アーティスト、デザイナー、活動家として、様々な分野にまたがるその挑発的な独自の作品によって国際的な名声を得ています。想像力に溢れ、人を惹きつける驚くべき作品は、普段私たちが見過ごしがちな隠された現実の深い本質を突くものです。

バーゼルで開催のアート・バーゼル2016において、オーデマ ピゲがダン・ホールズワース氏の新たな写真シリーズを発表

動画と写真で構成されるダン・ホールズワース氏の新たなシリーズ作品についての詳細が、スイスの高級時計マニファクチュール、オーデマ ピゲにより発表されました。バーゼルで開かれるアート・バーゼルショー(2016年6月16〜19日)、コレクターズラウンジ内のオーデマ ピゲ ブースにおいて発表される「Continuous Topography(連続地形)」シリーズの新たな動画作品についても触れられています。このホールズワース氏の新しい動画イメージは、オーデマ ピゲの故郷であるジュラ山脈のジュウ渓谷で見られる独特な地形をさまざまにとらえた写真と共に展示され、岩層が形成されるのに要した時間の尺度に思いを巡らせることにより、鑑賞者は、自身と時間との関係を改めて考えてみることになるでしょう。

Continuous Topography

アートコミッション

オーデマ ピゲのコンテンポラリーアート活動の中心となるのは、2014年にスタートしたオーデマ ピゲ アートコミッションです

オーデマ ピゲ アートコミッションは毎年、複雑で高精度な実験的インパクトをその場に作り出して展開する創造的作品の制作を支援します。国際顧問委員会により選ばれ、その年のゲストキュレーターの監修のもとに制作された新しい芸術作品が、バーゼル、香港、マイアミビーチで開かれるアートバーゼルの会場で公開されます。招聘アーチストには大規模な新しい創造プロジェクトを進めるための必要経費、最新のツールや制作費、最新テクノロジーのアクセスに必要な予算が設けられます。

オーデマ ピゲ・アートコミッション作品

孫遜(スン・シュン)<br/>RECONSTRUCTION OF THE UNIVERSE <br/>(宇宙の再構築)

2015年に設立されたオーデマ ピゲ・アートコミッションは、 アーティストに複雑性や正確性、そして科学と芸術、自然とのつながりなどのテーマを平行して掘り下げ、視覚化するという課題を提示します。

第2回コミッションでは、孫遜(スン・シュン) が、さまざまな伝統的技法や表現法を用いた版画や絵画とともに、2Dと3D両方の映像技術を駆使したアニメーション映像が平面や球面に映し出された、gesamtkunstwerk という時をテーマにした素晴らしい作品を制作しました。

Sun Xun

In 2016, Audemars Piguet announced Sun Xun as the second artist for the Audemars Piguet Art Commission. Considered one of China’s rising young talents, Sun Xun’s artistic practice combines meticulous craftsmanship with stylistic experimentation not limited to any one medium. Sun Xun will work alongside the second guest curator of the Audemars Piguet Art Commission, Ruijun Shen, on a major new work that will be unveiled at Art Basel in Miami Beach 2016.

ルイジュン・シェン

第一回のゲストキュレーターであるマルク゠オリヴィエ・ワーラーに続き、2016年のオーデマ ピゲ アートコミッションキュレーターは、ルイジュン・シェンが務めます。コミッション二回目のプロジェクトにアジアンアートのエキスパートとして貢献します。セレクションへのアドバイスとともに、新人またはキャリアを築きつつあるアーチストの新しい大規模な作品の完成を監修し、2016年香港で開催されるアートバーゼルショーでの発表を目指します。

第一回オーデマ ピゲ アートコミッション

同期性:ホタル、こおろぎとマシン

ロビン・マイヤー作//キュレーター:マルク゠オリヴィエ・ワーラー

ロビン・マイヤーは、一見関係のない生物個体とテクノロジーのオブジェがシンクロしながら調和し共存するというデリケートで感性豊かな作品を作り上げました。この作品は2015年バーゼルで開催されたアートバーゼルで、オーデマ ピゲ アートコミッションのスタートを記念し、バーゼルのフォークスハウスで一般公開されました。今年のコミッションのゲストキュレーターであるマルク゠オリヴィエ・ワーラーと国際的エキスパートと研究者たちの支援を得て完成したこの作品は、ひとつの固有な世界が科学的、哲学的考察を経てより拡大された展開へと向かう可能性が生まれることを示唆しています。

原点: アートプロジェクト

この数年、オーデマ ピゲはスイスのジュラ山脈の中にある本社の環境をアーチストたちが表現することを奨励してきました。アートバーゼルのVIPエリアに展示されたこれらの作品は写真、ビデオ、彫刻、サウンドアートなど多岐にわたります。アーチストたちはこのプロジェクトの中でオーデマ ピゲの本社に招かれ、ジュウ渓谷の自然と風景、そして創造的な時計づくりの熟練技術とその複雑性、精度などについての印象とインスピレーションをそれぞれのプロジェクトの中で表現しました。

アレクサンドル・ジョリー

アレクサンドル・ジョリーはサウンド創造のエキスパートです。その場に特有のインスタレーションとパフォーマンスを生み出し、ビジュアルとサウンドをミックスした空間を創造します。2015年のアートバーゼルでは香港、バーゼル、マイアミで新たなサウンド空間を創造してエコリビングウォ−ルを置いた空間を演出しました。オーデマ ピゲ マニュファクチュールとミュージアムのあるジュウ渓谷で、木の枝をふるわせる風の音、氷がひび割れる音、ウォッチムーブメントのチクタク音など、自然のサウンドと時計づくりのサウンドを録音し、それらを使って創造したものです。

ダン・ホルズワース

英国出身の写真家、ダン・ホルズワースは秘境の風景と気候についてライフワークともいえる作品を創造し続けています。
オーデマ ピゲの故郷、時計づくりの生まれたジュウ渓谷は「小さなシベリア」と呼ばれるほど厳しい気候の土地であり、ホルズワースはここで時と光の織りなす風景、時のもつ様々な意味について考察をもたらす作品を生み出しました。もっと詳しく知る

テオ・ジャンセン

STRANDBEESTS

テオ・ジャンセンはストランドビースト(ビーチアニマル)として知られる驚くべき動くスカルプチャーの存続と発展のために努力を続けています。マイアミビーチで開催されたアートバーゼル2014で、オーデマ ピゲの活動のハイライトとして、数千人のビジターたちを驚かせ、感動させました。
ジャンセンの実験は人類が何世紀もの間模索してきた複雑な世界の存在の核心を物理的ツールと素材で組み立てることにより解き明かしそうというものです。同時に、自然の恐るべき力の前で人間はいかに弱い存在にすぎないかということを感じさせるものでもあります。
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コルコズ

デュオアーチストのコルコズにとって、アートは新たなテリトリー開拓の場です。オーデマ ピゲの2013年アートバーゼル マイアミビーチで、二人はマイアミ マリンスタジアムにスイスのシャレーを出現させました。この「湖」の真ん中に、一見関係ないような物体が見えます。木材を使った伝統的な傾いた屋根のシャレーではなく、これはふくらますことのできるストラクチャーなのです。オーデマ ピゲの第一回アートバーゼルのプロジェクトでは、スイスというブランドのルーツをマイアミという舞台でユーモラスに表現し、ビジターを楽しませました。

クルト・ヘンシュラガー

シカゴで活躍するオーストリア出身のアーチスト、クルト・ヘンシュラガーはタイムメディア、光とサウンドによる空間の演出、時には建築スケールの大規模な演出を行います。2014年のアートバーゼルに向けて、彼はオーデマ ピゲの故郷ジュウ渓谷の風景を撮影しました。自然とテクノロジーの共存、互いがどれだけ触発し合うことができるかを感じさせるフィルムです。オーデマ ピゲの歴史を語る際に欠かすことのできないこの渓谷の風景を新たなビジョンでとらえました。

さらなるパートナーシップ

アートバーゼルはバーゼル、香港、マイアミビーチで活動を展開して行きます。オーデマ ピゲは世界各地のコンテンポラリー アートフェアにおける長期的なパートナーシップを通じて、アートの世界との関係を深めてきました。

アルコ・マドリッド

コンテンポラリーアートとの国境を越えた取り組みをさらに深めているオーデマ ピゲは、2012年からアルコ・マドリッドのメインスポンサーを務めています。
世界有数の国際アートフェアとのコラボレーションの一環として、アルコ・マドリッドに出展された優れたアート作品1点を対象とした”オーデマ ピゲ 作品制作賞”が設けられています。専門家で構成される審査員によって選ばれた作品は、会場内のオーデマ ピゲ VIPラウンジで展示されます。これまでにファン=ルイ・モラーザ(2013)、ギレルモ・モラ (2014)、パブロ・ヴァルブエナ (2015)、 ホエル・アンドリアノメアリソア (2016)らが、作品制作賞を受賞しています。 またオーデマ ピゲラウンジには、アート作品とも呼べるかのようなマニュファクチュールの職人技も展示され、訪れる人々は、高級時計づくりにおける洗練された職人の技とビジュアルアートとのさまざまなつながりを感じることができます。

Elena Bajo

スペイン人アーティストのエレナ・バホがアルコ・マドリッドの”オーデマ ピゲ 作品制作賞”の受賞者に選ばれました。エレナは環境的、社会的、また政治的側面から生活をとらえ、リサーチに基づいた作品づくりを行っています。 “Fading Star (消えゆく星)”として新たに制作された、複雑に絡み合った作品は、2017年2月22〜26日まで、アルコ・オーデマ ピゲ VIPラウンジにて展示される予定です。