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フォージドカーボンへの讃歌
2011年8月9日 ノウハウ

フォージドカーボンに称賛を

新素材のパイオニアでもあるオーデマ ピゲは、フォージドカーボンへの開発投資を積極的におこなった初めての時計メーカーです。超ハイテク素材にスポットライトを当ててみましょう。

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オーデマ ピゲは1980年にカーボンを使用した時計を発表し、その先見の明でカーボンが持つ可能性の大きさを見出しました。フォージドカーボンは、フランスのリヨンにある航空機メーカーの登録商標です。時計のケースや他のパーツにフォージドカーボンを採用するアイディアは、スイスのマニュファクチュールとフランスの会社社長ヴァンサン・デュケーヌ(Vincent Duqueine)の出会いから誕生しました。

この素材を活用するためにオーデマ ピゲは、製造から機器に至るまで航空機産業で用いられている鍛造法をベースにした幅広いノウハウを開発しました。「航空機産業の製造プロセスは大きなパーツ向けのため、時計づくりに向いていませんでした。そこで同じ指針を守りながら、型の熱間鋳造と冷間鋳造技術に修正を加えることにしました」とオーデマ ピゲのカーボン部門長イブ・ルーバ(Yves Leuba)は語ります。フォージドカーボンを使用した最初のモデル、ロイヤル オーク オフショア アリンギ チームは2007年に誕生しました。

フォージドカーボンは、耐久性に優れ軽量という特性があります。美的観点からいえばその美しいマーブル模様と、なめらかで柔らかい優れた触感の素材です。「ゴールド素材のロイヤル オーク オフショア アリンギ チームは461gで、フォージドカーボン素材の場合ではこれより92gも軽くなります」とルーバは解説します。専門家はまた、カーボンファイバーは型の中にランダムに流し込まれるため、ひとつとして同じ時計はつくれないと付け加えます。「熱で圧縮すると、予想もつかない変容をとげることがあるからです」。

この成功に続きフォージドカーボンを使用した次のモデル、ミレネリー カーボン ワンやロイヤル オーク オフショア グランプリ クロノグラフが2010年国際高級時計サロン(Salon International de la Haute Horlogerie)で発表されました。