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時計学校の教室で
2011年7月4日

時計学校の教室で

ジュウ渓谷時計技術学校(Ecole Technique de la Vallée de Joux)は、スイス随一の職業訓練学校です。中にはオーデマ ピゲの職人をも凌ぐほどの優秀な卒業生もいます。

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ジュウ渓谷のセンティエ村は、技術的・芸術的に優れた高品質の物づくりで知られています。ジュウ渓谷時計技術学校(ETVJ)は、時計学的マイクロエンジニアリング、ジュエリー製造、マイクロメカニクスなど、時計づくりにまつわる全てを学べる教育機関です。その卒業生が、隣接のブラッシュ村のマニュファクチュール、オーデマ ピゲの各部門で活躍していても何ら不思議はありません。「登校初日からプログラムの内容にすっかり夢中になりました。先生達はみな時計づくりへの情熱を理解してくれましたし、伝統を重んじた技術へのこだわりも感じることができました」、オーデマ ピゲ研究開発所所長のジル・ペレ(Gilles Pellet)は話します。

この唯一無二の時計学校が設立されたのは1901年。「当時ジュネーブにある唯一の時計学校でした。オーデマ ピゲを代表するジュウ渓谷に本拠地を構える時計メーカーは、時計づくりにまつわる全ての訓練を行うために、近隣に学校を建設することを決定しました」。こう説明するのは、2001年から学長をつとめるルシアン・バシュラール(Lucien Bachelard)です。過去30年間で学校は急成長を遂げました。1980年代には時計職人の訓練生は20人程度でしたが、昨年には144人にまで増えました。「この人気を支えている要因は、スイスの時計技術への高い信頼性と敬意です。1970年代に登場したクォーツウォッチブームに起因する時計業界危機にもめげることなく、機械式時計への情熱が途絶えることはありませんでした」と学長は続けます。

プログラムは3年制で、最初の2年間で最も重要な技術を習得します。「生徒は機器や素材の取り扱いについて学ぶと同時に、パーツ製作についても学習します。歯車の歯のカッティング、ブリッジのやすり磨き、テンプ軸のピボット留めなどを学びます」ペレの説明は続きます。最終学年では、エスケープメントの調整やバランススプリングのポージング他、クロノグラフやカレンダーなどのコンプリケーションメカニズムについて学びます。リペアやリフォーム、時計製作など、より高度なコンプリケーションウォッチを手掛けるために、もう1年学校に残って専門分野に進む生徒もいます。