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有名な「グランドタペストリー」のデザイン
2011年7月18日

「グランド タペストリー」の卓越したデザイン

ロイヤル オークのベゼルに施されたすばらしいエングレービング装飾。半世紀前に開発された機械によって成し遂げられた成果です。カチカチと響く規則正しいリズムにのってツアーをスタートしましょう。

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ブラッシュ村にあるオーデマ ピゲ マニュファクチュール。煌煌と照らされた長い廊下の奥から、カチカチという音が響いてきます。時計のムーブメントよりもずっと速くて、大きいカチカチというのは、ロイヤル オークのベゼルのギヨシャージュ加工の機械から聞こえてくる音。正確には「グランド タペストリー」のモチーフである波模様や四角模様を刻み込む音です。この非常に複雑なギヨシャージュは光をとらえ、タイムピースの幾何学模様のレリーフを浮き上がらせるのです。

「真鍮のベゼルはビュラン(精密金属加工用の鑿)でエングレービングすることで、機械で固定したディスクの上にパンタグラフのようなモチーフが描き出されます。ポインターは外周から中心に向かって回転し、四角形と四角形の隙間にある小さな菱型の形をしたツールと組み合わせて加工します」。装飾エングレービングのプロジェクトリーダーをつとめるエンジニア、ニコラ・プロスト(Nicholas Prost)は説明します。この工程はベゼルの直径に応じて、20から50分の時間を要します。ほんの少しポインターが跳ねるだけで命取り。鏡に付着した埃のように、取り返しのつかないダメージになります。「ピクタージュ」が円の中心に近づくにつれ、リズムのスピードが上がり、生まれたての新しいベゼルが産声を上げます。こうして完成したベゼルは、仕上げ工程へと旅立つのです。

ロイヤル オークが誕生した1972年からギヨシャージュ加工は、厳選された専門の文字盤職人の専売特許でした。オーデマ ピゲはアトリエ内でこの工程を行うために、カナダやアメリカで発見された40年以上前の機械の復元に乗り出しました。機械は徹底的な点検を受けた後、1年もの長期間におよぶ修繕を経て、ついに3年前から製造工程の仲間入りを果たしました。

ロイヤル オークの新しいコレクションは、現在アトリエで制作中。オーデマ ピゲ設立40周年を記念して2012年に登場する予定です。