ヤルノ・トルリ
2011年6月6日

ヤルノ・トゥルーリ(Jarno Trulli):駆け抜けるイタリア人レーサー

ドライビングレーサーのヤルノ・トゥルーリは、その名を冠した時計の制作するにあたり、オーデマ ピゲに惜しみない協力をしてくれました。オーデマ ピゲを魅了した、アスリート精神とイタリア人気質あふれるトゥルーリをご紹介しましょう。

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2008年にパートナーシップ契約を締結したオーデマ ピゲは、昨10月に開催されたF1グランプリにインスピレーションを得て、限定生産のロイヤル オーク オフショア ヤルノ・トゥルーリを発表しました。ブラッシュの時計メーカー初となるフォージドカーボンを使用したこのタイムピースは、F1レーシングカーを彷彿とさせるチタン、ベゼルにセラメルも併用しています。しかしオーデマ ピゲが魅了されたのは、レース場の外で見せるトゥルーリの素顔だったのです。

イタリアのモンツァ・サーキットは、トゥルーリにとって重要な意味を持つ地です。地元のレーシングチームのティフォシ(Tifosi)は、彼を王子のごとく迎え入れ、揺るぎないサポートを与えてくれたからです。ファーストネームのヤルノもまたこのサーキットに由来しています。1973年衝突事故のため死去したフィンランド人バイクドライバーのヤーノ・サーリネン(Jarno Saarinen)にちなみ、両親が名づけたものです。

生まれ故郷への強い愛着の理由は、カーレーシングにとどまりません。ワイン通でもあるトゥルーリはワイナリーのオーナーでもあり、ワイン醸造を始めて早10年になります。レーシングツアーはワイン市場開拓のチャンス。トゥルーリの父が中心となって、ポデレ・カストラニ(Podere Castorani)の名を広めています。この若いワインはイタリア伝統農法にのっとって醸造されていて、モンテプルチャーノ・ダブルッツォ(Motepulciano d’Abruzzo)に指定されています。

2009年4月に発生したアブルッツォ・ラーツィオ地震に心を痛めたトゥルーリは、「アブルッツォ・ネル・クオーレ(Abruzzo nel cuore:心はアブルッツとともに)」のメッセージを掲げた基金を設立しました。トゥルーリの呼びかけに応じて、被害者救済のためにすでに68万ユーロの寄付金が集まっています。その献身的で寛大な精神が、ル・ブラッシュを本拠地に置くオーデマ ピゲの心を捉えたのです。

http://abruzzonelcuore.org/

http://www.poderecastorani.it/