環境に優しい設備
2010年8月6日 ノウハウ

環境に配慮した施設

オーデマ ピゲの新しい製造拠点では、環境に配慮した新基準が設けられています。スイス初となる「ミネグリー・エコ(Minergie Eco)」基準を満たした工業用建物です。

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ル・ブラッシュ村に新たな製造拠点を設ける必要性に迫られたオーデマ ピゲの経営陣と取締役会は、森林保護と環境学習のために1992年に創立されたオーデマ ピゲ財団が掲げる倫理に従い、環境にやさしい建物を建築するという挑戦に乗り出しました。「私達はジュウ渓谷という環境に敬意を表すと同時に、会社にとってかけがえのない従業員に最良の職場環境を提供することで、財団のアイデンティティを反映した新しい建物を建設したいと考えました」。これは本プロジェクトを環境面から監視する任務を重任した財団事務局長ダニエル・ソジー(Daniel Saugy)の言葉です。

将来建築予定の建物がこの目標を達成できるように、会社はスイスのエネルギー基準である「ミネルジー・エコ」を採用することにしました。これは環境にやさしい健全な建物であることを保証するものです。ソジーは「プロジェクト開始時、環境基準は運用試験段階でした。そのため私達が依頼した建築会社は、解決方法を見つけるために高いクリエイティビティを発揮しなければならなかったのです」と付け加えます。

こうした基準を満たすためには、プロジェクト全体でいくつもの要件をクリアしなければなりません。「建設前から、現地の製材所から入手した建材をリサイクルして、完璧な修繕を行わなくてはなりませんでした」とソジーは続けます。新しい施設の建材にも、耐久性が高く、リサイクル可能で、非毒性のものを選ばなくてはならず、大変厳しい選択を迫られました。外壁にはスレート、水性塗料、被膜アルミニウムの窓枠、(遠方からの輸送による環境汚染を防ぐために)近隣の砂利採取場の砂を使用したコンクリートが使用されました。2009年に竣工した建物は、スイスで唯一「ミネルジー・エコ」基準を満たした工業施設に認定されました。

「ミネルジー・エコ」基準に関する詳細はwww.minergie.chをご覧ください。